多汗症
多汗症について
多汗症は手の平や足の裏、腋窩に多く生じます。原因ははっきりしておらず、遺伝的要因があるのではないかと考えられています。
当院では多汗症に対して塩化アルミニウム溶液(20%)の外用を行っています。1日1~2回外用していきます。作用が出るまで連日外用し、落ち着いてきたら間隔をあけながら外用します。外用を中止すると症状が再発することがあり、継続した外用が必要です。副作用としてはかゆみや灼熱感が生じることがありますが、中止したり、ステロイドの外用を行うことにより改善します。
また汗が多い状態が続くと汗に含まれているタンパク質や脂質などを皮膚の表面にいる雑菌が分解することでにおいが発生します。そのためわきや足のにおいに対して、当院ではデオドラントクリームの販売も行っております。
なお腋窩の多汗症については、保険適応のある外用剤が新しく登場し、健康保険での治療も可能となっております。
多汗症治療 | ||
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標準料金(税込) | 治療期間目安 | 治療回数目安 |
¥1,100 100ccの料金です |
1ヵ月-2ヵ月 | 2回 |