ハイドロキノン
しみについて
しみは中年以降顔や手背、前腕等に出現する褐色の色素班です。40歳代で6割、50歳代で8割、80歳以上ではほぼ全員に出現し、男性よりも女性に多いとされています。発生原因は長期間にわたる日光暴露が考えられており、そのため露出している部分に多発します。
当院ではしみに対してハイドロキノンの外用を行っています。ハイドロキノンはイチゴやブルーベリーなどにも含まれる物質で、皮膚を紫外線などによる損傷から守る作用を持っています。また、メラノサイトという細胞でしみの原因となるメラニンが作られるのを抑制する働きと、メラノサイトの活動を弱める働きがあります。
ハイドロキノンが4%配合されたスティック状クリームもしくはジェルを販売しています。
なお当院にはレーザーはありません。